2017年10月23日

ドキュメンタリー盲ろうを生きる

ファンドレイジングで資金集めをしていた
ドキュメンタリー『盲ろうを生きる』

村上も寄付をしたので
DVDが届きました。   盲ろうと生きる.jpg

とても、誠実なドキュメンタリーになっています。

つくしの研修で使いたい内容です。
広島のアイラブ作業所が出てきて、沖本所長が語っています。

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2017年09月11日

手話通訳者の心構え

表記のタイトルで行った研修。
採用3年目の方々と、希望者。全体で8名の研修

講師は、愛知県手話通訳士協会会長
本田栄子氏

豊橋で、あいトピアの事務長をされていて
楓は日ごろからお世話になっています。

本田さんからいただいた
お話でいますぐに学べることを書きます。
電話通訳
ひらめきろう職員の電話を通訳するとき
通釈者の自分の名乗り方
『私は、聴覚障害をサポートしているNPO法人つくしの』
      exclamation×2つくしという団体はいくつもある。かける相手、地域にもよるが最初から何をしている団体かをきちんとつげること。
 『大脇と申します。管理者の渡邊は聴覚障害者ですので渡邊の通訳で私、大脇がお電話しています。』
      exclamation×2通訳者本人の名前と、電話の主体者は誰かをはじめにきちんと説明する。
        通訳してお話していることを知っていただくことが大切。
        相手の方は、通訳などでタイムラグが生じることに理解いただけるし、そういうことがわか        らない初めての人には誰と電話してるのかわからなくなるから。
        
ひらめき電話を受けたとき 
 電話を受けてあいてが名乗ったら「はい、◎◎さまですね。」と復唱する。
 「はい、ご用件は◎◎ですね。」と復唱する。
そうすると、事務所の中にいて、たとえば、会館の予約ですね、という復唱するのが聞こえたなら、
予約簿を持って電話口にいける。時短、効率、よくなる。

ひらめき通訳を依頼するとき
 通訳の概要を説明し、日時・時間などの正確さが必要なものは通訳者がメモを取ると思うが、通訳者に復唱してもらって確認を取る。本田さん1.jpg

今回電話通訳している人が多かったので主にそのお話でしたが
私たちの事業所は利用者さんへのアセスメント、契約、モニタリングなどでもありえます。
また、事業所内で行われて、たま〜〜〜〜に 通訳の派遣がなく
職員が会議通訳をすることもありますね。

本田さん2.jpg
そのあたり、順にステップアップしていけたらと思って村上も
拝聴いたしました。

本田先生ありがとうございました。








     



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大矢暹氏 講演

小牧市の手話サークルふたばが
36周年記念に
大矢すすむ氏の講演会を行いました。

すごいね!

大矢さんのお話は、いこいの村や
淡路ふくろうの郷に入所する高齢のろうの方々の
人生の最後の仕事をお手伝いをして
お一人の人生の宝を、世の中の宝として語り継いでいく
その活動の   現在進行形の
さまざまな取り組みについてでした。

寄り添う、を通り越して
ろう高齢者の人生に自分を重ね
ともに、幸せな最後をどのように作り上げたらいいのか
考え、行動し、そして記録に残す
  『つくしは、そういうこときちんとしていますか?』

私には響きました。

大矢さんは、前々日まで熱があって
みんな周りの人がやめておけ、というのに
手話サークル36周年、、、止められません、、、

不調をおしての講演でした。

そして私に
「仕事のリタイアはあっても
人生のリタイアはありません」と
言われました。

つくしは、単なる仕事か
あなたの人生か
そういう問いかけももらったように思いました。

大矢さん
お体ご自愛なさっていつまでも
ろうあ運動の真髄を私たちに示し続けてください。












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2017年07月28日

相模原事件一周年雑感

凄惨な事件から一周年が過ぎ、マスコミでも
さまざまな角度から、検証したり、事故後の取り組みを紹介したりする
記事や、報道がされています。

聾学校の中学部にいたときに
重複クラスを受け持っていた私がいつも
思っていたことがあります。

小学部では理屈抜きで
「みんな仲良く」するものだと教えられ
それに従っていた生徒も
中学生になったら
自分の価値や尺度を持ち始めて
重複クラスの生徒と行事の時どうやって付き合えばいいのか
体育祭など顕著で、仲間に入れたら負けるかもしれない
それならば、勝つことを目的としなくていいのか?
いや、勝つことが目的。
どうやって仲間に入れる?本当はいやだ。

また、友だちどうしでも
うそを言ったり、約束を破ったりする生徒は
もう友だちではない!とけんかや無視やいじわるが始まる。

それらは、外の世界が見えてきたためであるが
同時に自分についてはまだ無知で振り返ることができない
そんな段階なのだ。

中学生になったら
『じゃんけん民主主義』ではいけないんだな、
背景を知ったり、みる角度を変えたり、価値の多様性を学んだり
そして何より、その人まるごとを知り自分の中の感情と
すり合わせていく行為が必要なんだな、と。

重複クラスとどこまで共同できるかは
母集団に力があるかないかによって決まる。
母集団の力はどうやったら高まるのか。教員の
実践にかかわってくる。

成熟した社会で障害児、障害者を語るとき
社会の方に障害がある、と私ども法人は思っているので
障がい、とひらがなにはしません。
昔、東京都知事が重度の人たちの施設を見学して
『この人たちに人格はあるのかね?』と聞いたという。
  逆に聞きたい。『あなたの人格はどれほどのものですか?』と。
国会の先週あたりの集中審議を見ても
 『この人たちに人格はあるのかね?』と私はものすごく天に向かって聞きたい。
つまりは
自分への振り返りだ。
あふれる情報、垂れ流しのマスコミの価値観、圧迫感の強い達成への要求
そういった社会に今、自分が置かれていることがよくわかり
一線を引いてよく生きている人々には
自明のことなのだけど、共に暮らしていくことは。












posted by tukusi at 11:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 思うこと

2017年06月26日

LISTEN 上映会

映画 『LISTEN
上映会が
6月24日
主催 北区基幹相談支援センター
企画 認定NPO法人ポパイさんで開かれました。
映画の共同監督 牧原依里さんと雫境(DAKEI)さんが来名され
午前中に DAKEIさんがダンスワークショップ(午前中と言っても3時間たっぷり)
午後から上映とトークセッション。

映画は無音の58分。
産まれてから一度も音を聞いたことがないのに音楽を
『聞け』とか『響きを感じろ』とか
言われることも多いろう者。
では音が無かったら
心の中にあふれ出る、情感を表したり
時代、民族を超えて共感し響きあうことはできないのか
という牧原監督の疑問から産まれた今回の作品。
作品の中で
ろう者が感じて表現することは
どういうカテゴリーになるのか内容は実験的で
牧原監督も命名についてもまだ確たるものはないけれど
これは「音楽」ではないのか・・という問い。

音をまったく排除したという意味では革新的で
音が無くても音楽で人間の魂が揺さぶられるのと同じような
情動があふれ出たら
それは、聴者にも感じることができるはず・・
いや、できないのか・・という問い。

たくさんの問いが映画全編にあり
そして映画の中の人々はあくまでも自由です。

トークではそのあたり深く引き出すことができず
村上が司会だったのに・・・・
今、改めて考えているところです。
NPOポパイさんは、美術や利用者さんのダンスパフォーマンスなどに
力を入れているNPOで
職員さんも音楽、舞踏、美術をやっている人が多く
終わって後の交流会では
ずいぶん突っ込んだ議論がされました。

牧原監督
だけいさん
魅力的なお二人の活動を今後も応援していきたいと思います。









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2017年06月16日

「もうろうをいきる」のクラウドファンディング

今 つくしはホームページを鋭意更新中です。
その中で
寄付と、会費の支払をカード決済できるようするために
ファンドレイジング(資金調達)のための
ネット上のサイトをいろいろ参考にしていましたら
クラウドファンディングの
Motion Gallery

というサイト
ドキュメンタリー 『もうろうをいきる』制作・上映支援プロジェクト
として、資金調達が行われていました。
       (直接入れないようなので左上の Motion Galleryをクリックしてください)

思わず、その場で応援してしまいました。
寄付を募る期間はあと5日だそうです。

自分が寄付をするとその後が気になりますね!

なので、これを見たみなさん!
このクラウドファンディング応援してください。

なお、つくしが寄付を募るときは
リターン(お返し)はありません。
物品のお返しは認定NPOでは禁じられています。

通常のネット上のクラウドファンディングはいろいろな
リターンが工夫されています。
「もうろうをいきる」もいろいろなリターンがあります!














posted by tukusi at 18:26| Comment(1) | TrackBack(0) | 進行中のこと

2017年04月12日

10年勤続職員 表彰

NPOつくしでは
開設以来10年の永きにわたって勤めてくださった
職員の顕彰を行っています。

10周年勤続勤務表彰です。

ことしは、桃の伊藤久枝さんと、鈴木明美さんのお二人です。

4月1日付で林理事長のお名前で表彰状が作ってあり、
桃の場合は、利用者さんもみなきっとすごく喜んでくださるだろうと、
利用者さんがたくさんお見えになる日を選んで
村上が 代理で伺いました。

法人からの表彰状と副賞をお渡しした後で
なんと!
桃の利用者さんからもお祝いのプレゼントが伊藤さん.jpg

ビデオメッセージまでメッセージ見る人.jpg

その後、伊藤さんはなぜ自分が桃で働くようになったかお話されたのですが
きっかけは。
国立リハビリテーション学院手話通訳学科在学中に
出身地である愛知で、通訳実習先をさがしたけれどもなかなか見つからないでいた。
そんなある日、お客様の接待を頼まれて、ご案内していると
その方が 金城学院大学の封筒をお持ちだった。
それで、
「あのう、愛知の金城大学の先生でしょうか?」と聞くと
「そうです。林智樹と言います。」と言われた。
それで、愛知で実習先を探しているが見つからず困っていることを話すと
「それならね、いいところがあります。」と
うちを紹介されたそうです。
そう、確かに、10数年前に、通訳実習お受けしました。
そういうご縁を作ってくださったのは林先生だったのですね。

胸がいっぱいになったエピソードでしたので
紹介いたしました。

  理事  村上栄子













posted by tukusi at 18:24| Comment(3) | TrackBack(0) | 普段の暮らし 

追悼  林智樹理事長

IMG_1751.JPG

平成29年4月6日
林智樹理事長 
京都の手話研修センターでの会議の少し前の時間に近くを散策中、倒れられ帰らぬ人となりました。
行年57歳

昨年5月の理事長就任以来、他にも多くの忙しい任務を抱えておみえでしたのに
つくしの、研修や会議、また職員の互助会の飲み会にもいつも駆けつけてくださりました。
4月3日のブログにあるとおり
法人の入社式では                   IMG_1445.JPGIMG_1440.JPG

辞令交付と新入社員へのお話をしてくださいました。
また、
書籍『一人ひとりが輝く』『地域で生きる 拠点を作る』を紹介した時には
「あ、僕も話があります。」と、さらに詳しく
どのような背景で編集したのか、
『一人ひとりが輝く』の表紙に載っている盲ろうの方はどのようにして
自己復権を果たされたのかを熱く語ってくださいました。

林理事長を失って、法人は大きな柱をなくしてしまいました。
    
さみしくて、つらいけれども前進していこうと思います。
どうぞ、空からつくしを見守っていてください。
安らかにお眠り下さい。

     合掌        2017年4月12日  理事 村上栄子





posted by tukusi at 17:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 挨拶

2017年04月03日

新年度のはじまりにあたって

4月1日が土曜日でしたので、4月3日が新年度事業の始まりとなりました。
夕方のテレしビでは、いくつかの企業の入社式の様子が映し出されていました。
NPOつくしでも、本日3日、6人の新採用職員の辞令交付式を午前中執り行いました。
学卒採用者あり社会人採用者ありで、新職員の経験や年齢は、バラエティに富んでいます。
理事長のあいさつの中では、それぞれが、つくし職員集団の中で力を合わせて事業発展の推進力となることを期待として述べました。
さて、新採職員に対する理事長挨拶は、林は初めての経験で(理事長就任は昨年の5月でしたので)、どんな話をしようかと、前の晩「つくし通信」3年分を読み返すことにしました。
「つくし通信」を読み返すと、日々の事業、そしてこの3年間の間に進んだ事業について、実にたくさんの方々に支えられて来たこと、あらためて思い知らされました。
利用者の数は現在200人ですが、その家族の方々を含めると400人から500人の方々の期待と支援をいただいています。
職員の数はパート、アルバイトの方を含めると100人となります。法人会員は50人、賛助会員のみなさんは250人。職員・会員・賛助会員の家族の方々も理解者であることを考えると、ここでも数百人の方々がつくしを支えてくださっています。
ボランティアかかわっていただいている方々、聴覚障害者協会のみなさん、手話サークルの皆さん、手話通訳者の皆さん、地域の方々も数百人規模で、つ゛くし事業を支えていただいています。
その他、各地のろう学校とその先生方、役所関係者、社会福祉協議会のみなさん、就労支援等に仕事を回していただいたり寄付をいただく企業のみなさん。
きょうされん(共同作業所連絡会)に加盟する事業所のみなさん、そして全国ろう重複施設協議会や全国聴覚・ろう重複児施設協議会に所属する事業所、職員・関係者のみなさんを含めると、全国規模の交流もできていることに深い感銘を覚えました。
ーーーということを新採職員の皆さんにお話して、「多くの人々や団体、組織に支えられ、事業が行われていることを忘れず、一人ひとりの役割を果たしていってください」と結びました。

つくしに関わっていただいているすべてのみなさま、新採職員ともども、2017年度事業のご理解、ご支援よろしくお願いします。

理事長 林智樹

2016年11月28日

おそまきながらの報告 11月もいろいろありました

11月のはじめは温かい気候でしたが、中下旬からは、例年並み。いっきにあざやかな紅葉が見られるようになりました。

11月3日 毎年開催される「ザッツエンターテイメントサーカス」という音楽企画・ライブ会場(聴覚障害者のバンドも複数組参加)に招かれて、つくしへの寄付金をいただきました。(ここ数年、ご寄付をいただいています) 会場に集まった皆さんを前に、感謝の気持ちを伝えるとともに、引き続きのご理解を訴えせていただきました。

11月中旬 昨年から全日本ろうあ連盟で取り組んできた「地域で生きる 拠点を創る」の冊子が発行。内容は、全国の通所系のろう重複障害者支援事業所、高齢者聴覚障害者支援事業所、放課後等児童デイサービス事業所等の実態調査に基づき「聴覚障害者が安心して利用できる事業所を全国各地に創っていこう」と提起するもの。林も当初から調査・編集に参加させていただきました。なお、冊子の内容は全日本ろうあ連盟のホームページで見ることができます。ぜひ多くの方にご覧いただきたい一冊です。

11月26日、27日と京都の佛教大学を会場に第20回全国聴覚障害者研究交流集会が開催されました。450人を超える参加者(もちろんつくしの職員も多数参加。討議に、製品販売に頑張りました)で、2日間熱心な討議がなされました。記念講演では日本障害者協議会代表の藤井克徳さんが障害者権利条約の意義を踏まえ、実践と運動の大切さを話されました。その後特別講座、9つの分科会に分かれてレポート報告・討議がされました。閉会集会で、林は上記の「地域で生きる 拠点を創る」の内容を訴える機会がありました。藤井さんの発言を踏まえて、聴覚障害者の思いを集め、実践と運動で「拠点」を創っていこうと、呼びかけさせていただくことができました。

posted by tukusi at 04:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 思うこと