2月18日
鯱城ホールにてADFフォーラムが開かれました。
昨年8月に障害者当事者団体55名の総意により
「総合福祉法」への骨格提言が行われましたが
その提言を無視する形で
この2月7、8日に行われた
制度改革推進会議において
厚労省は、わずかA42枚の回答を出してきたのみ。
それに対しての
福島智さんの発言を紹介しました。
そのような動きの中で
愛知の障害者団体共同によって開かれた
フォーラム。

フォーラムのシンポジウムで左端で司会していたのは
理事の林先生でした!
政党シンポジウムとして、民主党、自民党、公明党の国会議員さんが
並んでみえます。
民主党中根議員の発言は
野次と失笑の中での発言でした。
このように、苦しい言い逃れをしなければならないことになってしまったのは
なぜでしょう。
一節には、政治主導で勇ましく船出したものの
結局、トーンダウンした今になって官僚に今後を預けても
官僚は
今更何を言われても自分たちが進めていたことではないので
やる気持ちはない!…という…子どもけんかのようなことになっているとか


やれやれ
中根議員発言字幕がありません。
以下、文章に起こしました。
『原告訴訟団の方々がご指摘をいただいている「廃止すると言ったではないか」、
これは私どもは、少し皆様方からそうなの?と思われるかも知れませんけれども
廃止をしなければならない自立支援法の悪いところはほぼ今までの改正でかなり改善をされたという
ことを踏まえて、
理念も変えます、目的も変えます、名前も、できれば今党内で議論していますが、元々障害者総合福祉法と言うことでやってきましたのでそういう名前にしていきたいと思っています。
これにより、この世から障害者自立支援法と言う法律は姿を消すわけでありますので、政治的な意味会いで言えば事実上廃止をしたということに繋がるものだと考えさせていただいています。(場内ざわつく)
これは明治憲法から今の憲法に変わる時にこれも改正手続きでおこなわせていただいたのでございます。それを明治憲法の上に成り立っている今の憲法だと思っておられる方はいないのと同じように、障害者自立支援法はなくなり新たな法律になって行く…。ま、
というよりも、そこは今一番大事なところではないと思っています。(ごまかすな!の会場発言)
ごまかさないで言っているのであります。ごまかさないから正直に言っているのであります。
大事なところは中身であります。
しかも、障害福祉分野を(約束守れ!会場発言)政争の具にしない、政治的な対立の分野にせずに、ここは与野党超えていつも強調しあって前進して行く分野として位置付ける、ここで何か運動論的な議論に引きずられることがあってはならないと思います。ここは与野党超えて確実に前進できる、厚生労働省案についても、民主党案についても2月7日の原案からは大きく変わっています、自民党、公明党の皆さんの意見を加味して成案を求めてい行けば一歩ではない、二歩も三歩も四歩も前進して行く。
しかも、今回の改正が最後の改正ではありません。このことは御理解いただきたい。
ごまかさないという意味で私は正直に言っているのであります。
中略
100%骨格提言を実現できないのは確かであります。ここはおわびを言わなければならないのかも知れません。しかし、計画的、段階的にいずれそこが全部実現できたというところをめざしていくということは政府与党としてはまちがいないと申しあげます。』
posted by tukusi at 00:00|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
普段の暮らし