8月の末に名東区障害者支援センターさんから
メールをいただきました。
内容は
名古屋市が障害者の虐待相談支援事業として
相談センターを開設するのだが、
休日夜間(土、日、祝 月〜金の午後5時以降)は
なぜか
電話受付のみそれで、名東区の支援センター長さんが
名古屋市に「聴こえない人はどうするのか?」と
聞いてくれたらしいです。

名古屋市の回答は検討します・・・とのことだったとか。
名古屋市の9月の広報に大きくこの事業が載っていますので
これを見せながら
今回の事を、つくしのスタッフにどう思う?と聞いてみました。
名古屋市の広報については
「これを見ても、自分たちが使うものとはろうは思わないよね。」
「ろうは無理、ろうは使えない、ということに慣れすぎて
わざわざ、声をあげようと思わない。」
「ろうも対象にしているのなら通訳の事はどう考えているのだろう?
通訳は最も身近だけど、通訳者に虐待(心理的)を受けたと思う時
どうやって訴えればいいんだろう、そういうことも想定しているのかなぁ」など。
しかし、名東区のセンター長さんが声をあげてくれたことは
みんな
「すごいね。」「うれしい。」とのことでした。
春日井の桃に来る高齢の人の話
「結婚して、子どもができて、うれしくて親に伝えたら
親が、『わかった病院へ行こうね』と言い病院へ連れて行かれた。
子どもを産むためにこれから病院に通うのかと思ったら
病院で何の説明もないまま、できた赤ちゃんを掻爬手術され
二度と子どものできない体になって帰って来た。」
思い出すだけで泣けてしまうこのような事例はろうにとっては
普通にされてきたことでした。
お話は今70代くらいの方が実際にされたお話です。
40年、50年前にはそんなことがまだされていたわけです。
親すらも、この人の気持ちを代弁し、この人の権利を守ることができなかったのです。
社会全体が成熟していかなければ
社会に受容する器ができていなければ
解決しない。
つくしも社会を変えて行く一翼を担っていきたい思います。
posted by tukusi at 00:00|
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