第9回となる家族セミナーは岡崎市で開かれました。
講演「自閉症の弟を持つ兄としての思い 〜きょうだい児」
成田佳総先生
でした。
参加者35名。スタッフ含め40名。

成田先生は、大変な今で言う、強度行動障害の弟さんと
自然体でつきあってこられました。
成田さんは本当に人間の器が違うな〜〜
友だちとの遊びにも弟さんを連れて行き、
自閉症ということばがまだ、知られていなかったので
説明するのが大変だったとか。
大学、卒業後は本来バンドで生きて行きたい希望を持っていたけれども
両親が、弟との生活で疲弊していくのを見て、東京から愛知に帰ってみえました。
その後、教職の傍ら、弟さんの通う、作業所そして入所施設建設に携わられました。
弟さんのこだわりや、パニックの様子は、碧に通う人たちにも
共通する内容でした。
最近、私は『強度行動障害』は
産まれてから人格形成するまでの間
育てようとするあまり、訓練、教え込み、強制 の中におかれた結果
ではないか?という仮説を持っています。
言葉では表現できなくて泣いたり、怒ったり、そして
たどたどしい喃語で、まわりと共感を作っていく時代に
喃語、または幼い手話表出を無視し、教え込むことのみに集中したような
一時の療育方法、聾学校の言語教室
その功罪はないのか?と考えています。
お忙しい中、講演を引き受けてくださりありがとうございました。

また、
ブライトアイズ木村さんもかけつけてくださって
オリジナルソング「つくし」
を、演奏してくださいました。
余談ですが
オリジナルソング「つくし」のCDですが、たくさんつくしに寄付をいただいています。
残念ながら

か
当然ながら

つくしの仲間は誰もそのCDを聞いたことがありません・・・

でも、つくしっこに来る、盲学校のお友達に人気です。
posted by tukusi at 00:00|
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