
漫画家山本おさむさんは奥様の実家、福島で暮らしておみえです。
そこでの田舎暮らしを楽しみながら
仕事場を埼玉に持ってお仕事をして見えました。
そして
3.11です。
その後のこと、東電の除染の真相。国の除染の思惑
新聞の記事でもわからないことを明確に講演されました。
そして
だらしない、頼りない 東電、国に比べて
福島の生産者、農家は一早く立ち上がり、
土壌から、どれくらい米や農産物に
放射能が吸着するのか、最初の年から研究、実験を行い
そして、
出荷するものも厳しく自分たちで規制していることを
話されました。
チェルノブイリの地域は、山に入って山の恵みキノコや
木の実を収穫し、ビン詰めにして保存しそれを常用食とする
文化そのままに今も暮らしている。今も
4000ベクレル、5000ベクレルのものを食べている。
けれども日本はいち早くその危険を周知し、
一切、山のものは出荷していないし
誰も口にしていない、
それだけでもチェルノブイリとは状況が違う。
もはや、福島産の米にはほとんど、放射能は含まれていない
そして
そういうものしか
出荷していない、生産者は血のにじむ努力をしている
というお話でした。
山本さんの講演途中で舞台に出られて仙台市での、3.11の時の状況を報告してくれた
伊藤さんは、
NPO法人宮城ろう重複連絡会そよかぜ広場の理事長です。
10年前、私が
ろう教育を考える集会で講演した時に
後から講演資料を欲しいとFAXをいただいたお母様でしたので
感激の再開をすることができました。
伊藤さんは、3.11後、自分の恐れおののいている表情を見て
一緒に暮らしている息子さんが体調を崩してしまった。
そのことに気が付いてからは、明るく、気合を入れた顔にするよう努めた。
口で説明できないので
しまっている真っ暗のスーパー、商品のないコンビニ
壊れた商店街・・みんな連れた歩いた。
そうすると、ライフラインがもどるまでの間、人が変わって物わかりがよかった。
ライフラインが戻ったとたん以前のわがままが戻ってきた、と
笑ってお話されました。
追記:バザーは約30,000円の売り上げでした。
お店を開くとすぐに「今回はこれを買うために来たようなものなのよね〜〜」
というお客様がいて本当にうれしかったです!!

今回、分科会で楓、レポート報告しましたが
会場が離れていて取材にいけなかったのが
残念!
posted by tukusi at 00:00|
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