2016年03月23日

どんぐりの家

山本おさむさんがビッグコミックに連載し
今の言い方でいったら、ものすごい勢いで拡散した
漫画「どんぐりの家」

1996年、アニメになる前に、単行本として出版され
それの特に第1巻は当時
ろう重複の子どもを育てていた親は
みな
   うちと同じ!

泣きながら読んだ。家族、当事者でなくても
「電車でおいおい泣きながら読んだ」という同僚もいたし
大変な感動作だった。
その後、映画になり日本全国で上映運動が広がり、
アジアを中心に海外にも広がっていった。

けれども、1996年からもはや20年もたってしまった。
今の若い人は知らない・・・

そこで、まずは4月1日採用者研修は
「どんぐりの家」を鑑賞しようと思う。DVD購入費は
今も、埼玉の【ふれあいの里どんぐり】を運営する法人の収益になるようだ。

DVDの下見をした。


今も泣ける。





posted by tukusi at 19:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 普段の暮らし 

差別解消法

この4月から差別解消法が施行されるにあたり、
愛知県も条例を作り
広報している。がんばって取り組んでいるようだ。

だが、
理事長としては

記しておきたいことがある。



今年度の9月
岡崎市の茜に県の監査指導が入るという連絡がきました。
つくしは事業開始して、12年。
数々の監査受け入れをして
職員は
「そちらで、通訳者を用意してきてくださいね」と
言えるようになっている。
意思疎通支援事業と言われる前から
法人の考え方は
「通訳がいなくて監査に支障をきたすのはそちらさんですよね。」というスタンスです。
そして、いろいろあったが
名古屋市は、通訳者と同行してくれます。
豊橋市の時も同行してくれました。
おれんじに岡崎市からお越しになった時も同行してきてくれました。

茜(電話通訳を通してろうの管理者が言う)「通訳者を同行してもらえますか?」
県担当「え、今電話口にいるあなたがしてくれないのか。」
茜「その時間帯、現場を抜けることはできませんし、通訳が仕事ではありません。」
県担当「いや、それなら何も話のできない管理者に聞かなくてもあなたにこたえてもらえばいいのだ。」
茜「監査は私が対応する仕事ですから、私がします。」
県担当「え、それはちょっと困った。とりあえず、訪問日程は延期します。」

   ≪県は、設置の通訳者がたまたま欠員していてそれもあるから・・≫
と、本法人のろう職員はやさしい。
けれどもこの話は聞いた直後から今になっても
村上は腹に納まりかねる。

監査指導を一人の通訳者で通すことなど不可能だ。
読み取りと、手話と両方をする通訳だ。
どのみち、設置者通訳者一人では無理なのだから
設置の通訳者がいなくても、
担当の名前で派遣依頼をすればいいのだ。

そうして、今に至るも監査指導には来ていない。

担当が
「しゃべれる人とやるので構わない。」と言ったのが一番ゆるせない。

これが、県の福祉課の差別解消法施行を前にした職員のレベルだ。
十分、公開質問状にしたり
新聞社に通報するレベルの事件だと思うが
あまりことを荒げてもいけない。
ただ、年度が替わるこの時期に
このまま黙っていてはいけないとブログに書きました。
記録として残すために。

みなさん、
差別を解消していくのは
流されないできちんと一言を言っていくことの積み重ねです。


「通訳者はそちらで同行していただけますね。」
























posted by tukusi at 19:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 普段の暮らし 

2016年03月15日

明治安田生命ビルでの出会い

今回の明治安田生命ビルでのイベントは
障害者施設16店舗の出店で、さすがに広い16階フロアーもごった返しでした。

3回目、出店事業所さんは、形態は
就労A型のところ
就労B型のところ
生活介護のところ

地域は名古屋市を中心に、長久手、大治町、多治見からも。

@化粧品の認可を取り、
Aラベルデザインにこだわり、
Bパンフレットにこだわり
C卸のできる価格設定にする
というTeDeの事業は先進だと思っていましたが
もはや、上記4点は、福祉作業所でも常識となり
今回の品ぞろえの中で
「靴」があったのには驚きました。

靴が作れるんだ・・・。

他には、デザイナーとコラボしたり
作ったものや栽培したものをカフェでお出ししていたり

MOYAKOの山口さんが言われるには
「チラシもパンフもパソコンで簡単に作れますからね。
これからはこの中で、ユニークさを出していこうと思うと
また、別の力が必要になりますね。」

そうだ、時代が変わって
何も持たざる者であった私たち障害者も、生産手段や
流通手段は手の届くところにある。
一歩先を行く発想があれば
あらゆる商品を製造できる可能性がある。

大量は無理だ。小ロット、限定流通。
そんなうまい話があるか、と思うときもあるが
何か道はないかいつも考えている。
こんなサラダを出していたお店があった。
食べてみたけれども、本当においしい。信用できる味だった。
しかし、大治町だ。どうやって手に入れたらいいのだろうか。
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刺激になる企画でした。

ちなみに、TeDeの売り上げは、10時から3時までの5時間で
約23,000円でした。

社員の皆様  ありがとうございました。













posted by tukusi at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 普段の暮らし 

3.11のイベント

2011年の3.11から5年たった今年の3.11。

今年は、明治安田生命ビルのイベントが入っていたので
16:00まではそこでバザーをしていました。1457743393972.jpgすばらしいロケーションの16階でした。
今回で3回目となる、明治安田生命社員さん対象のイベントです。
リピーターの方もぼちぼち・・・。

その後は、三越の催事場に初めて、MOYAKOさんと共同企画で出展していますので
5時から8時までの係として催事場に立ちました。

この催しはお知らせしたとおり、
『インナービューティーフェア』というイベントで
出展者は、はちみつ、ニノ、チーズ、ダイエットチョコ、香り、など
体内や内面からの健康と美について提案するような店舗が8。
名古屋からは えいこくやさんとMOYAKO。
そんな中、三重県の愛農高校からの出展者(あいのうグループ)さん
布ナプキン専門店 レメディガーデン さん
と仲良くなりいろいろ教えてもらいました。
愛農さんからは、有機栽培のお茶について・・・
  今のお茶は、茶葉のうまみを出すために、土に動物性の栄養をたっぷりいれて
  お茶からたくさんのアミノ酸が出るように栽培されているけれども
  それは本来のお茶の姿ではないので、と
  落ち葉だけの肥料で有機で栽培している農家さんのお茶を紹介してくれました。
  買って飲んでみたのですが、つきぬけたような清涼感を味わうことができました。
布ナプキン専門店さんからは
  今の生理用品は高分子ポリマーでできていて、それは『ねつさまシート(商品名)』などと
  同じ製法だから、肌にあてていたらそこから熱が常に奪われている状態。
  体にいいわけがない。布に換えたら、体温もあがり、肌トラブルもなくなりますよ・・と。
  現在の全女性の中でのシェアは3パーセント。
  もっともっと増えていくようにがんばっています。とのこと。1458006382984.jpg


1458006392504.jpg

ということで、どこもとてもすごく考えた商品提案がされていたのですが
あろうことか!  お客様が来ない・・・。
どうした三越。
抱き合わせの規格が「黄金展」。黄金でできたいろいろな飾り物の展示。

三越が終わって、外に出ると
栄の公園では3.11のともしびウォークが終わり静かに寒い夜がふけてきていました。
3.11ウィークに 「黄金展」 って。

いろいろ考えた一日でした。
      
posted by tukusi at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 普段の暮らし