これまで、障害者総合支援法は弱点がありつつも
障害児、者の憲法に保障された権利を実現し
その人らしく地域で生きていくためにいい改定もあったと思っていましたが
今回の改定は、ひどい事業所いじめという印象です。
いつも、事業所に対して新たに仕事が増やされるときには
劣悪な運営の事業所が起こした一つの事件があると
再発防止と言って、新たに規制が指示されてきます。
結果いまや、放課後等デイサービスを例に言うと
職員の事務仕事は膨大なものになり
モニタリングの回数、利用者さんの押印の確認、日々の記録
事業所評価の実施、公開
細かく、細かく書類が決められ
大変な事務量になっているのです。
今回、さらに
それら実施しているかどうかで、受け取る給付金が違い
また、通って生きているお子さんの障害を判定し
重度のお子さんの事業所、そうでない事業所とでも給付額が変えられます。
重度であることは日常生活上の身辺のケアなど評価されてしかるべきですが
私たちは、それよりも幼児期の年齢にふさわしい
遊び、友だちとのやりとり、自分で決めたり考えたりする機会の提供
いつもそういうことを考えて、企画など決めています。
それらはいらないことなのでしょうか。
確かに、厚生労働省としてはただテレビを見せているだけの
放デイがある!!といって、怒り心頭となっているのはわかります。
しかし、もう少し
深く現場を見てほしいものだと思います。
しめつけは下へ行くほど重くなり
現場の職員は疲弊し、病気になり、細かいことしか考えられない頭になり。
私たちは負けない。
太っ腹で、広い大きな心で日々、遊ぶ子どもたちをきちんと受け止める
事業所であり続けていきます。
2018年03月25日
ろう教育を考える会 あいち
3月17日
あいちろう教育を考える会、講演講師は
千種ろう学校校長大塚先生でした。
現役の校長先生のお話とあって会場はいっぱいでした。
これまで、
ろう学校は日本語教育が最も大きな教育課題であるので
そこで、
日本語→音声日本語→日本語の話し言葉
と連想され
手話→日本語ではない話し言葉
というような図式の中で双方、誤解の中で歩み寄れない対立と
思ってきた方も多く・・・(現在ももしかして耳鼻咽喉科や医師とはそんな関係にあるのかも)
ですが
大塚校長は
そこのところみごとに止揚(アウフヘーベン)して
共同の高みへ、共同の歩みへの展望を示してくださいました。
愛知の学校は、特別支援とはならずろう学校表記を続けています。
その理由を服部会長が質問し
『聴覚障害の方々はろうという表現に誇りをもって生きている。
そして、コミュニケーションを獲得してく学校のありようから支援ということばは
そぐわない。そういうことを県にも伝ています。』という見解を
述べられました。
あいちはたぐいまれな校長を迎えることができていると思いました。
あいちろう教育を考える会、講演講師は
千種ろう学校校長大塚先生でした。
現役の校長先生のお話とあって会場はいっぱいでした。
これまで、
ろう学校は日本語教育が最も大きな教育課題であるので
そこで、
日本語→音声日本語→日本語の話し言葉
と連想され
手話→日本語ではない話し言葉
というような図式の中で双方、誤解の中で歩み寄れない対立と
思ってきた方も多く・・・(現在ももしかして耳鼻咽喉科や医師とはそんな関係にあるのかも)
ですが
大塚校長は
そこのところみごとに止揚(アウフヘーベン)して
共同の高みへ、共同の歩みへの展望を示してくださいました。
愛知の学校は、特別支援とはならずろう学校表記を続けています。
その理由を服部会長が質問し
『聴覚障害の方々はろうという表現に誇りをもって生きている。
そして、コミュニケーションを獲得してく学校のありようから支援ということばは
そぐわない。そういうことを県にも伝ています。』という見解を
述べられました。
あいちはたぐいまれな校長を迎えることができていると思いました。