と、言うか初めて
葵職員3人で出かけました。
行ったところは就労移行支援事業所。
名古屋市中区のチームKステラビィ/就職塾
代表の片山様に案内、説明していただきました。
主事業ですが、ある時、大会社の数百名にのぼる雇い止めの方々の
転職先の斡旋を一手に引き受けて行っていたときに
『障害者もやってくれないか』という声を受けて10年前に開所。
最初から片山さんのビジョンははっきりしていて
実際のオフィスと同じ環境で、研修を行う。
パソコンは3年に1回新品を導入。
研修プログラムは多彩に用意し、自分で選んで参加する。
毎日参加できない、できるところから自由に参加。
しかし、女子会、OBとの交流、実際の会社員が行うような一緒に外で昼食、とか
関係を作るためのいろいろな仕掛けのあるプログラムにする。
そして、6ヵ月後からは個別プログラムとして支援していく。
10年、20年在宅になっていた方々で平均年齢40代の方々を
毎年30名規模で大企業・公務員などの職場に送っている。
『採用はトップダウンだから、足を棒にする営業なんて役に立たない』
と、おっしゃり、片山様の本職のネットワークの強みだからこそ言える
ことばもありましたが、その実績の前には
障害者だから、引きこもりの方だからこれくらいで・・・
とは、決して思わない、最高の内容・最高のシステムの環境で取り組む
姿がありました。
聴覚の方も数人、就労に導いてみえました。
しかし、すごくいいところを見つけたと言って、聴覚の方をここに送り込んだら
安心と言うわけではない、担当職員との関係性や
そこでの女子会・男子会ではやはり孤立するだろう・・という予測が
立ちつつも、本当に新鮮な気持ちで帰途につきました。
(村上)