2016年01月13日

ブライトアイズ

聴覚障害者のロックバンドとしてパイオニア的な
ブライトアイズのドラマー
成田佳総さん(大府特別支援学校教諭)が
本を出したことは知っていましたが
ようやく昨年末のイベントの物販会場で購入しました。成田さんの本.jpg


読みやすい内容ですが
その中のことば一つ一つが私には含蓄の深いものでした。

たとえば、
「たけしのアンビリーバボー」に出演したとき。

成田さん、局の編集がどうしても聴こえないのに、こんなことができる  的な
障害のとりあげかたに納得できず
「おまえら、本当にそれでいいのか?」とメンバーに問う。
木村さんをはじめ、ろうのメンバーは
「構わない。おれたちのことを知ってもらうのが先だ。」と答える。

その場面など。

全編貫いているのは
好きな音楽を思いっきり楽しくやろう!楽しもう!
という
思想です。


         話がそれますが、茜いのちゃんによると
         支援計画がなかなか立てられなくて悩んで
         研修に参加した。
         講師は 愛知淑徳大学の谷口先生で
         いのちゃんの悩みに
         「子どもが楽しいと思うことをプランにしたら
          ええんちゃう?」とアドバイスをいただき
         それから本当に気が楽になった。
         ・・・ああ、そうなんだ、と。

障害があれば、あげたらきりがないくらい
いやなこと面倒なことは実際にはある。だからと言って
そんなところに焦点を当てては人は生きていかないのだ。
努力するとか、苦労するとか、不便であるとか そんなことは置いといて
本当にやりたいことを楽しむためにしている
当たり前の日常

自分たちの活動を捉える思想性。
オリジナル曲も多数ありCD何枚も出しているのに
20年来(今はそれ以上の年月)基本
ノーギャラで出演しているという潔さ。

この本を読んだ後
つくしもいろいろなプランの究極は
楽しく!楽しく生きよう!
ということに尽きるかと
思っています。


そんなこと
わざわざ言うまでもなく
うちのスタッフは毎日 楽しいことに命を懸けてる  なぁ〜と
ブログを見てると思いますけどね。

















posted by tukusi at 08:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 普段の暮らし 
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/171837256
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック