2022年07月01日

きょうされん

認定NPOの実地調査に入った、名古屋市市民活動支援室の方が
経理の科目に
きょうされん 物資」とあるのが
まったくイメージがつかめない、何のことか?
と聞かれたとのこと。
たまたま、今がちょうど「夏の物資」として
みなさまに、カタログ購入をお願いしているのでそのカタログを見せます
と、総務の職員は申していましたが、説明はそれだけではないですね。
きょうされん、の前身 共同作業所連絡会は
1970年ごろに、名古屋市の「ゆたか作業所」に全国から
同じように無認可で作業所を運営する仲間が集まって
結成されました。
1980年代となると村上も、
勤務校の研修でも、自分でもいくつかの
作業所を見学に行きましたが
支える国の法律がない時代、本当に劣悪な環境で
収入源と言えば、下請け、空き缶のリサイクル (…今と変わらないか…)
ぼろぼろの借家で、卒業後の居場所を!という熱い思いだけを支えに
運営されていました。
採用された職員は自分の給料も満足に出ない中、土日も休みなしに
バザーだ、販売だ、活動だと貢献していました。
きょうされんは、この加盟事業所が全国共通のカタログ販売を6月と12月に行って
それを、利用者さんのボーナスに充てよう、ということで
この物資活動を行ってきました。保育園やいろいろな団体でも行われていたことです。
法整備がされた今も重要な、収入源となっています。

きょうされんの歴史まで、なかなか事業所で学習することができません。
しかし今ありがたく受け取っているものは、
過去の多くの方々の運動のからの、GIFTです。


村上




posted by tukusi at 08:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 普段の暮らし 
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/189635776
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック