2013年07月13日

家族セミナー

第9回となる家族セミナーは岡崎市で開かれました。

講演「自閉症の弟を持つ兄としての思い  〜きょうだい児」
成田佳総先生

でした。

参加者35名。スタッフ含め40名。
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成田先生は、大変な今で言う、強度行動障害の弟さんと
自然体でつきあってこられました。

成田さんは本当に人間の器が違うな〜〜

友だちとの遊びにも弟さんを連れて行き、
自閉症ということばがまだ、知られていなかったので
説明するのが大変だったとか。

大学、卒業後は本来バンドで生きて行きたい希望を持っていたけれども
両親が、弟との生活で疲弊していくのを見て、東京から愛知に帰ってみえました。

その後、教職の傍ら、弟さんの通う、作業所そして入所施設建設に携わられました。

弟さんのこだわりや、パニックの様子は、碧に通う人たちにも
共通する内容でした。

最近、私は『強度行動障害』は
産まれてから人格形成するまでの間
育てようとするあまり、訓練、教え込み、強制 の中におかれた結果
ではないか?という仮説を持っています。
言葉では表現できなくて泣いたり、怒ったり、そして
たどたどしい喃語で、まわりと共感を作っていく時代に
喃語、または幼い手話表出を無視し、教え込むことのみに集中したような
一時の療育方法、聾学校の言語教室
その功罪はないのか?と考えています。


お忙しい中、講演を引き受けてくださりありがとうございました。
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また、ブライトアイズ木村さんもかけつけてくださって
オリジナルソング「つくし」
を、演奏してくださいました。


余談ですが
オリジナルソング「つくし」のCDですが、たくさんつくしに寄付をいただいています。

残念ながらわーい(嬉しい顔)
当然ながらわーい(嬉しい顔)

つくしの仲間は誰もそのCDを聞いたことがありません・・・たらーっ(汗)

でも、つくしっこに来る、盲学校のお友達に人気です。グッド(上向き矢印)




posted by tukusi at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 普段の暮らし 
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