2022年07月29日

第7波の2

あちこちで感染の報告が入ります。
事業所の安全のためにはPCR検査には、たどり着けないです。
なぜなら、発熱したり症状がある人だけですね。
濃厚接触でも、自分が判断したのではだめです。
保健所から言われました、という人しかだめです。
保健所は、クラスターにしか対応している暇はないので・・・
そうすると、
 職員にうそを言ってPCRを受けてとは言えませんので
抗原検査ということになります。
抗原検査は
・感染してから2〜3日経たないと出ないことが多い。「すぐに検査してもだめ」と言われました。
!!!BA-5は接触してから2〜3日で発症するのに、これは役立たずですね。

そうすると、無症状のキャリアをあぶりだす手段はないということです。
予防しかない。予防は、今はとにかく、空気の対流。
サーキュレーター、扇風機、空気清浄機 などかな。
戸外が一番いいんだろうけど、戸外では熱中症になる。

7波が収まったら、この大変さを忘れて何も対策されず。
秋が来たら、夏の暑さをわすれてほっとして
そうやって、滅亡への歩みをしているのだろうか・・私たち人類は。



  
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2022年07月21日

第7波

暑い暑い夏の夏休みがスタートしました。
児童のデイサービスにとっては一年間で一番忙しい
嵐のような毎日。

このタイミングで第7波です。
行動制限をしないけど
感染に関する決まりは、今までと同じ。
シオノギ製薬の薬の承認も見送られました。
すると、私たちの手元にあるのは抗原検査くらい。

感染者がひとり出ると、またつながらない保健所に頑張ってつなげて
濃厚接触者を特定し、何日か休んでもらい、
職員は感染したかどうかは、無症状では診察してくれず
抗原検査で、自主判断し。

無症状者がいるこの感染症では、どの方法も非科学的にならざるを
得ません。

悩みの夏が三度(みたび)です。
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2022年07月01日

きょうされん

認定NPOの実地調査に入った、名古屋市市民活動支援室の方が
経理の科目に
きょうされん 物資」とあるのが
まったくイメージがつかめない、何のことか?
と聞かれたとのこと。
たまたま、今がちょうど「夏の物資」として
みなさまに、カタログ購入をお願いしているのでそのカタログを見せます
と、総務の職員は申していましたが、説明はそれだけではないですね。
きょうされん、の前身 共同作業所連絡会は
1970年ごろに、名古屋市の「ゆたか作業所」に全国から
同じように無認可で作業所を運営する仲間が集まって
結成されました。
1980年代となると村上も、
勤務校の研修でも、自分でもいくつかの
作業所を見学に行きましたが
支える国の法律がない時代、本当に劣悪な環境で
収入源と言えば、下請け、空き缶のリサイクル (…今と変わらないか…)
ぼろぼろの借家で、卒業後の居場所を!という熱い思いだけを支えに
運営されていました。
採用された職員は自分の給料も満足に出ない中、土日も休みなしに
バザーだ、販売だ、活動だと貢献していました。
きょうされんは、この加盟事業所が全国共通のカタログ販売を6月と12月に行って
それを、利用者さんのボーナスに充てよう、ということで
この物資活動を行ってきました。保育園やいろいろな団体でも行われていたことです。
法整備がされた今も重要な、収入源となっています。

きょうされんの歴史まで、なかなか事業所で学習することができません。
しかし今ありがたく受け取っているものは、
過去の多くの方々の運動のからの、GIFTです。


村上




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2022年06月20日

児童デイサービスは何かを補完する団体ではありません

児童デイサービスは、雨後のたけのこのように
増え続けております。
多くのところが、いろいろな支援のプログラムをアピールしております。

体や運動のプログラム、学習プログラム、就職に向けた研修プログラム

もともと、私たちの児童デイサービスを始めた経過は
当時、聾学校では厳しいことばの訓練が行われ
幼稚部時代はお母様が、授業を後ろで参観し
そこで学習したことを家に帰って復習する。お母様と一緒に
毎日の日記をつづる中でことばを覚えていく、というような
学習と家庭が一体となった環境にろう児はいて、子どももつらければ
母もつらいというところに
別の価値を持ち緩衝材となる場所が必要と思われたからです。

今は、厳しいとはいえないかも知れませんが、聾学校は少人数で
先生はたぐいまれな熱意をもって、授業を進めますので
子どもたちは気を抜くこともできず、集中を強いられます。

学校の教育は、本人がこれから学ぶべきことに焦点をあてて目標をたてますから
つまりは、できないことをできるようにしていくのが教育ですので
子どもたちはいつも課題の中にいます。
そして家族の目もそうなりがち。
いつも足りない自分を見せられている子どもたちに
『そうではないよ、今のままで十分。今のあなたがいちばん。』という
価値の中で過ごして欲しい。そういう場所で
自身のアイディンティティ―を確立して欲しい
そういう願いで、始めた私たちのデイサービスです。

学習プログラムを取り入れて、学校の補完機能となってしまった
デイサービス。
それは誰のニーズに基づくものなのか。

「今の時代に、何も特にしません、子どもたちの自由な時間にしてあります」
と言い切るためには、それなりの理論武装が必要になる時代となりました。
そして、最も厳しいなぁと思うことは
障害があってもなくても、すべての児童の上にそのような
「何もプログラムしない時間」は奪われる時代が覆いかぶさってきていることです。

さて、5か所運営となった私どもの
聴覚・ろう重複センターの児童デイサービスはどのような実践を積み重ねて
いくのでしょうか。

20年の運営で
小1から楓やつくしっこに通った、卒業生を、そらや碧や蒼で迎え入れており
楓やつくしっこから卒業して大学や一般企業にいる放デイの卒業生もいる今
それぞれのみなさんにとって、放デイの場所はどのようなものとして
生きているのでしょうか。

村上

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認定NPO更新

認定NPOとして認証された年から
はや、5年が経ちました。

認定NPOのメリットは、私どもに寄付いただいた方々が
税額控除を受けられるので、結果私どもが寄付を集めやすくなります、
というものです。(・・・ふるさと納税のように、寄付いただいて
何か商品や、景品をつけるの認められておりません、残念ながら)

今回その認証期間が終わり
更新の実地調査が入りました。

当日までに5年間のあらゆる書類・・書類・・・書類を閲覧すべく
事前に市民活動推進室へ段ボールで持ち込んだ書類もあります。

調査直前の書類のようすの一部 認定NPO1.jpg認定NPO.jpg

実地調査当日10時から6時近くまでかかりましたが、まだ
終わらず、追加資料を求められているところです。

認定NPO 愛知県31団体 うち名古屋市17団体。
そのうち 成人の福祉サービスを主としている団体は4〜5団体。
なかなか希少な存在となっておりますが

総務と、この更新のための事務量に見合うメリットが
ぁㇽ のかなぁ と悲しい感想を述べあったところです。


posted by tukusi at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 普段の暮らし 

2022年05月20日

入りきらん

2022年度
最初の管理者会議。事業所数が13でめでたく
兼務の管理者がいない年となり
管理者が 私を含めて13人 + 総務
すごーくバックして撮影しても
ぜんぜん入りきっていませんでした....
    
    反省。  s-管理者会議.jpg




posted by tukusi at 13:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 普段の暮らし 

2022年05月13日

ムラブリ語とろう重複

昨日、若い言語学者のユーチューブを見て
まさに、ろう重複の人のことだ、と思った件。

ムラブリ語、という言語が
今起きていることを表すことばはあるけれど
完了形とこれからおきることを表すことばが同じである。
つまり、過去と未来の区別がない。それはどちらも今
見えていることではないから。
その言語で暮らす人たちは
今、見えていることの中で生きていて
過去も未来も人に話そうとする習慣がない。

見えていないことの記憶はなく
見えるもののみ存在する。
しかし、現代人我々は、見えていないことを言語化し
見えていないこと、
これからのことをあれやこれや悩む。
もう見えなくなった過去のことを未来にはなくそうとして
あれやこれやの対策を立てる。
しかし、ムラブリ語の人々の暮しには
そんなことには意味がない。

この中で
伊藤氏は本来「言語はからだ」であるのではないか、と問いかける。
驚いたのはこの流れでジャーナリストの神保哲夫氏が
乳幼児が、ろうの兄とのやりとりで
発語が出る前に手話を獲得して、多弁であった
という事例を話されたこと。

ろう重複の人にとって、獲得した手話は
まさに、見えているもの、今目の前にあることと
一体であり、そしてそれで十分なのだという感想。
こちらは
規範やルールや約束事のために、過去のことを
持ち出したり、振り返ったり、目標を話したりする。
そんなことにばっかり目がいかないで
生きていることを賛歌しようよ。
それは、子どもたちにも大人にも生きやすいことだと
思うのだけれど。

村上
posted by tukusi at 12:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 普段の暮らし 

2022年04月07日

入社式

2022年4月1日
2022年度の入社式を行いました。
さむ〜〜〜い
さむ〜〜〜い
日でした。     入社式.jpg

辞令を交付してs-IMG_2960.jpg

今年度の新入社員のみなさまです。
赴任先は
津市、一宮市、名古屋市、岡崎市 それぞれのところでの
ご活躍を期待しています。2022新入社員.jpg

posted by tukusi at 11:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 普段の暮らし 

2022年03月21日

総括と言えば

先のブログで
コロナ感染症対策の施策について
きちんと総括して欲しい、と書きましたが
2003年に
つくしがNPOとなって、今年の9月に満20年を迎えます。
私たちこそ20年の総括が必要で
どのようにしたら良いかを、考えるこの頃です。
年表、数値については作業をすればまとめがでます。
けれども、
数値には残せない、
支援の経験の蓄積と、力及ばず、失敗したことやうまくいかなかったこと。
次の世代への課題。
というものこそ、言語化して検証していかなければ
という思いです。

むらかみ
posted by tukusi at 09:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 普段の暮らし 

まん延防止解除

本日、3月21日を期限に
全国的に
まん延防止が解除されます。
単なる、数値の低下だけで、特に新しい知見や
見解が、どこからか示されたわけでもありません。

愛知県障害福祉課が、2月の障害者施設の感染状況を
数値で発表していますが
今年度の感染者数が、昨年度の約2倍。2,680人
今年度のうち、1月2月で、2,000人。1年間の75%が1月2月でした。
1月2月の保健所のひっ迫はいかがなものだったか。
2月に感染者が出た、つくしっこと碧では
ちょうど連休の最中でもあり、保健所ではなく、まず
センターに電話するのですが
そのセンターからは
「今は、濃厚接触かどうかは、そちらで判断してもらうことになっている。」
との、返事。
職員からどうしましょう?!
私「そんな、登校の是非や、職員の休業、休業補償にかかわることを
うちの事業所で判断することは無理です。」
休みが明けて、子ども福祉課から「障害児、者の事業所なので
保健所は判断をしてくれると思うから、再度連絡するように。」との指示。

この
2月の感染時には
保健所とまず、つながらない。
PCR検査をやってくれるところが見つからない。
PCR検査までたどり着くと、症状が無ければできない。
PCR検査を受けても2日後にしか結果がわからない。
がまんと忍耐の2週間でした。

これらのことを、きちんと総括して
対策を立てての解除をして欲しいです。

村上







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